動物病院での売上が頭打ちになる前に

おそらく院長先生の身近な第三者って、税理士の先生などだと思うんですね。

それこそ多くの会社の財務会計を見てきている訳ですから、

相談してみるのはひとつの手だと思います。

お付き合いが長ければ、院長の人となりをご存知でしょうし。

ただ、そうはいかないということもよく分かってますので、

その場合は、第三者のアドバイスを聞いてみるのも手だと思います。

とはいっても、問い合わせして相談することって、

相当ハードルがたかいですし、もっと高い何かを売りつけられるんじゃないかって警戒しちゃいますから、

マーケティングという視点から、いくつかここでポイントをまとめさせてもらうと、

今の売上が何で構成されているかを確認してください。

商品・サービスの視点

診察料、検査料、処置料、処方薬料、手術料

物販、ホテル、トリミング、、、、

こういったものから売上が構成されているはずです。

顧客の視点

誰が利用してくれていますか？

初診患者が多いのか、既存患者が多いのか

既存患者のどんな人が多いのか、

その患者はどんな医療サービスを利用しているのか

今利用されている会計ソフトだけでは、

上記までを調べることはできないかもしれないですが、大まかな数字は分かるはずです。

過去の数字と、直近の数字を比較することで、

その差が「数字」で現れます。

ぜひ、そこまでやっていただきたいですし、もしやり方が分からないということでしたら、

当社でもいいですし、他でもいいので無料相談を使ってみてください。

こんなこと、隠すものでも何もなく、電話等でやり方はお伝えしますので。

そして、数字だけでは片付かないのも、病院経営ですよね。

差し迫ったピンチであれば、もちろん躊躇ない対策を取れると思うんですが、

じわじわと来るモノって、そういう瞬発力がない分、惰性になってしまいますし。

ひとつお伝えできるのは、安易に新しいことに取り組むのやめたほうがいいです。

気分転換に新しいものでモチベーションを上げる。

それは大いに結構なんですが、そこにスタッフさんが巻き込まれることをお忘れなく。

もし、新しいことをやってはやめる、放置するの繰り返しをしていたら。

スタッフさんはどんどん疲弊していきます。

そして、そんなスタッフさんの様子をみて、

今度はスタッフさんの人材育成なんかに手を伸ばすと、もっと問題の本質が見えなくなってきます。

また、経営者としての人間性、威厳、仁徳を身につけようとされる方もいますが、

本当に必要にかられれば、自ずと勉強なさっていくと思いますし、

知識として身につけようとすれば、怖いぐらいスタッフさんはその薄さを見透かしますから、

優先順位は高くありません。

こういった上記のことって、数字ではなかなか表しにくいものですし、

私も院長先生からお話しを伺い、スタッフさんからお話しを伺う中で見えてくるものだったりするんですが、

結構あるあるだったりしますんで。

今の病院の売上を構成しているものは何ですか？？

誰の、何で売上が構成されていますか？

いろいろなことを着手される前に、ぜひ上記を分析してみてください。 

一度数字を分析するルーティンが作れれば、労力を使わずに流れ作業でできるようになります。 

売上に振り回されるのではなく、

売上をコントロール（マネジメント）できる環境を構築していただきたです。

「環境づくり」とは「ルールづくり」です。

「ルール」を「習慣化」することで、

精神衛生上、少しは気持ちがラクになるはずです。

本当に売上がピンチになれば、追加融資の話だったり、全く違う話になるので、

売上が頭打ちになる前に、ぜひこのような環境を整えていただきたいです。 

他の記事をご覧になりたい方は、記事一覧ページへ。

もっと内容の濃い記事をご覧になりたい方は、以下の姉妹サイトソロ経営＠動物病院へ。

メルマガやってます、記事をおもしろいと思っていただけたら、メルマガ登録をお願いします！

また、代表の北村と話してみたい、と思われる方は、お試しセッションへどうぞ。