こんにちは、北村(@PLAN-B)です。
あまりに当たり前なのかもしれないですが、
動物病院のコンサルタントに期待されること。
これってなんでしょうか?
私はこの答えに、分かっていながらいつもなんだか悩んでしまいます。
もちろん、
動物病院が現在抱えている課題を解決すること
そして願わくば、
動物病院がこれから抱えるであろう課題を解決すること
これは求められることだと思っています。
ただ、
動物病院の現場は、余力に溢れて、何でもできる状態かというと、決してそんな訳ではないです。
いや、どちらかと言えば、余力がない病院さんが少なくないと思います。
課題解決の方法は、まがいなりにもコンサルタントであれば、それなりの引き出しを持ち合わせています。
答えを提示することは簡単なのですが、、、
余計に仕事を増やして混乱を招いてしまうことも少なくありません。
今回の記事は、仕事を増やすコンサルタントは罪なのか、こんな内容をお伝えします。
仕事を増やすだけのコンサルタントは動物病院にいらない
私がご支援先の動物病院で、しばしば直面する課題は、
ズバリ、「やりきれるか」これに尽きます。
売り上げを伸ばす方法でも
採用の問い合わせを増やす方法でも
どんなに優れた方法があったとしても、結局、やり切らなければ結果は出ません。
他院で成功した事例を紹介するセミナーなどを見かけますが、私があまりお勧めしていないのは、その成功するに至った背景がほぼ割愛されていて、結果しか紹介されないことが少ないないからです。
ここでいう背景とは、先に挙げた「やり切る力」の部分です。
院長先生が強烈な実行力、推進力を持っているとか、
実は非常に優秀な右腕的な参謀がいるとか、
ご家族経営で、院長を支える奥様や息子さん・娘さんがいらっしゃるとか、
結局、人間関係を含めた「ココ」です。
そんな状況を一切割愛して、ただ課題の解決策を提示するだけでは、単に仕事を増やしているだけでしかなく、根本的な解決には至らないです。
つまり、単に仕事を増やすだけのコンサルタントはいらないと思っています。
心得ていただきたい動物病院コンサルタントの有効活用
現在、動物病院経営で課題を抱えられている院長、
そして、コンサルタントなどの支援を受けられないかと考えている院長、
ぜひ、その前に立ち止まって検討していただきたいことがあります。
「貴院に新しい取り組みをやりきれる余力があるのかどうか」
つまり、新たな取り組みをやりきれる実行力があるのかどうか
コンサルタントは、そこに踏み入れるだけの能力や経験を持ち合わせていないと、根本解決には至らずに、ただいたずらに皆さんの仕事を増やして、やった感を演出するだけで終わってしまいます。
ひとつとして同じ動物病院はありません、
院長も違えば、スタッフの皆さんもそれぞれ違います。
いかに皆さんの仕事をできるだけ増やさずに、実行させられるかどうか、
根本解決に帰結させていけるかどうか、
私自身、日々ご支援先の動物病院さんで学ばせてもらっています。
今回の記事では、ただ仕事を増やすコンサルタントの是非、経営改善には実行力が大切な点についてお伝えしました。
姉妹サイト ソロ経営@動物病院
個人開業動物病院を経営されている方向けに、
動物病院経営における「質」を意識した記事を配信しています。
1記事の読了時間は3~4分、ちょっと時間ある時にに読んでもらえたらうれしいです。
メルマガやってます、記事をおもしろいと思っていただけたら、メルマガ登録をお願いします!
また、代表の北村と話してみたい、と思われる方は、お試しセッションへどうぞ。
お試しセッション
代表の北村と話してみたい、と思われた方、
どうもありがとうございます。
お試しセッションから始めさせてください。
まずは相談してみたいという方もこちらからどうぞ!!